興味をもっていただく(客を貯める) / AIDMAの Intresting

さて、気付いたお客様に次にすることは、

 「商品の良さを伝えて興味を持っていただく事です。」

でもちょっと、待って!

せっかく「声出し」をして気付いたお客様がおられるかもしれませんが、そのお客様がそのまま過ぎ去っていったら…

そうですね、初めて販売に入られる方が、「声出し」をしてお客様を集めて、「声がけ」をして一瞥をくれたお客様を自分の所に惹きつけるのは難しい事かもしれません。

だからそのために、食品を販売している業者は、その多くが「試食」を出したり、目の前で「実演」して作ったりしています。

もし試食があれば、通り過ぎる人の目の前に多少強引なくらいに差し出せばよいと思います。もちろん、不快な顔をされれれば、すぐに引っ込める(笑)。

女優業よろしく慣れたマネキンさんは、自分だけのパフォーマンスを持っている方もおられます。ですが、なかなか独自のパフォーマンスを創り出すのは難しいかもしれませんね…。



少し、ヒントですが…。販売になれていない方は、以下の3つのステップを心がけてみてください。



  1.  商品を買いに来られたお客様と30秒会話を続けられるようにする。商品のこと以外でも構いません。
  2.  出来たら2~3分、会話を続けられるようにする、その際の会話の内容は、販売商品の良さは勿論、食べ方だったり、特長だったり、販売商品の事がベスト。
  3.  上手に会話を終了する訓練。時々延々と話を始める方もおられますので、上手に会話を終了させることも考えてみてください。



ここまで出来るようになったら、「お客を貯める」ことにチャレンジしてみて下さい。買っても買わなくてもいいので、自分の販売商品の前に、一人のお客様を貯めます。次に来たお客様にも試食を出したりしながら、今度はお二人に向かって会話を継続します。出来たら3人くらいまで会話が継続できるよう、目の前に

 「3人のお客さまを貯めれるよう」

に頑張ってみてください。


少しハードルが高いかもしれませんが、「客を貯める」というのが、「売れる(スーパー)マネキン」への最初の一歩的なパフォーマンスです。

来店のお客さまが多ければ、貴方の前で3人の方が話を聞いていると、次のお客様が「何かしら?」と勝手にやってきます。やってこなければ、その3人に販売をしましょう!ただし、貴方が販売にまだ慣れてなくて、いざレジとなってまごつくとか、包装などに手間暇がかかる商品の時などは気を付けてくださいね。

「売れる販売員さんは声を出すとともに、お客を貯めます!」

お客様を貯めて、いっぺんにお話しする方が効率が良いですし、後でお話ししますが、お得感をアピールして販売単価を上げる際にも集団効果を見込めます。



伝えるべき内容など

 商品の特長
 素材・材料の良さ
 美味しさ・便利さ
 美味しい調理方法
 食べるときの注意
 生産者のこと
 新製品の場合は、新規性とメリット
 カニやエビなど、殻を剥いてあげて時間稼ぎしたり


 → マネキンマニュアル(販売の教科書)の目次はこちら

 → 誰もがやっているけれど、ほとんどの人が間違えている「声出し・声掛け」の方法


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