例えば物産展など催事で
百貨店が直接スタッフを募集することがありますが、その場合の時給はかなり低めに設定されていることが多いようです。
それに比べて同じ時期に同じ仕事で、マネキン紹介所や派遣会社が出す求人は、それよりも時給が高く設定されている事が多いです。
さて、いざ物産展が始まって売場に行くと、実は直接スタッフもマネキン紹介所や派遣会社からきた販売スタッフも、
「試食を出して、商品をお渡して、お金貰って、レジ売って、お釣り渡して、有難うございましたと見送る」
と、
外から見ていると同じような販売行為をしているのですが、
どうして両者はお給料が違うのでしょうか?
簡単に言うと、店舗に入る業者さんも人の子、長丁場の売場では休憩も必要ですし、実演販売などの場合は調理に専念したいですから、手助けしてくれる「人手」が必要です。
その際に「お客様を不快にさせない接客が出来て、商品やお金の受け渡しが出来るお手伝いさん」が欲しければ、人件費の安い百貨店が用意する「アルバイト」を希望します。
しかし、自分が調理などで売場に立てない、若しくはもっと積極的に売上をと考える業者さんは、「販売力のある販売スタッフ」をマネキン紹介所や派遣会社から引っ張ってくるのです。
つまり、百貨店直接雇用のアルバイトさんは、
「接客スキル」
があればよく、
紹介所や派遣の販売スタッフには、
「接客+販売」
のスキルが求められる事になります。
もう少し突っ込んで言うと、売上が悪くてもアルバイトは怒られませんが、紹介所や派遣会社の販売スタッフで低い売上が続くと、いつか仕事を切られます。
余談ですが、人は持って生まれた感覚やそれまでの経験から、アルバイトの人であってもガンガン販売する人がいたりするんですね。そんな人は、この「マネキンマニュアル(販売の教科書)」で紹介する内容などを自然に身に付けていたりする人です。その人がその待遇に満足してアルバイトを続ける限り、そんな人にあたった業者はその人をアルバイトとして指名し続けたりしています。スカウト行こうかと思うくらい、これは本当に派遣会社泣かせの人だったりします(笑)。
さて、この「販売」とか「売上」とは何かは第2章から詳しくお話ししていきます。
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