気づいていただく(より多くの人に) / AIDMAのAttention

商品の存在に気付かれなければ、その商品が売れることはあり得ません。

では、その商品に気付いて貰うためには、また貴方がそこで販売をしている事に気付いて貰うためには、どうしたら良いでしょうか?

販売商品によってやり方は違います。食品販売においては、その販売ゴンドラ自体が一つの店舗を形成しますので、販売スタッフ自らが「呼び込み」になる「声がけ」をしなければなりません。しかし、アパレルや化粧品、家電品といった商品の販売になると、「呼び込み」のために「声がけ」も重要ですが、販促物を使った「宣伝広告」だったり、店舗の「商品ディスプレー変更」だったりと、販売員個人よりも店舗としての「集客」仕事の比重が高かったりします。

もちろん、何の商品にせよ「いらっしゃいませ」という声がけから始まり、貴方が販売したい商品をお客様に気付いて貰わなければなりません。

食品の販売においては、

「明るく元気な声で、商品の特徴を簡潔に説明するような声がけをする。試食販売なら試食を出していることを説明、声がけする。」

が、気付いていただく基本になりますし、その他の商品においては

「接客につくタイミングを見計らい出来るだけ早くお客様の要望をつかみ、要望に即した(売りたい)商品を提案する(つくかつかないか間合いが重要)」

という事になろうかと思います。

また店舗側の仕掛けとして「陳列ディプレイの変更」も新しい商品に気付いていただく有効な方法だと思います。(アパレルなどは新商品を販売スタッフ自らが着ている場合も多いようですね…。)

いずれにせよ、気付いていただくためには、お客さまの五感に訴える事です。

 視覚 … ディスプレイ・実演
 聴覚 … 声がけ
 嗅覚 … 試食実演
 触覚 … サンプルテスト
 味覚 … 試食


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