皆さんが何気なく使われている日常の言葉(挨拶など)にも、実はいろんな意味が込められています。
中小企業の経営者の方で、社内で挨拶がないと嘆かれる方は、その挨拶の意味を社員に教えてない方が多い。
意味が分からず言うのなら言わないほうがマシ…
とまでは言いませんが、人間、慣れると色々形骸化してしまいます。
挨拶が形骸化している会社や挨拶が無い会社は、仕事の上でもいろんなものが形骸化しています。(例えば会議)
挨拶の重要性が分からないくらいですから、会議の重要性も分かりません。というかまともな会議になっていないはずです。
もちろん、接客で使う
「いらっしゃいませ」
にも意味があります。
以前にとある方から、
「いらっしゃいませ」という言葉には7つの意味がある
と伺いました。
当時の私は2つくらいしか思い浮かばず、それ以来、自分の中の宿題としてずっと考えてきました。
「「いらっしゃいませ」の意味、あなたは幾つ言えますか?」
下の私の解答例を読まれる前に、ご自身で幾つ言えるか考えてみてくださいね。
また、もう一つ大切なのは
「実際の接客の時にその意味を意識しながらお客様に言葉を掛けていますか?」
ということ。
7つの意味と言いながら、下には8つの意味を列挙しています。
おそらく多くの人が最初の3つ4つくらいは出てくるのではと思いますが、もしかしたらそれ以上の事を思いつく方もおられるかもしれません。
誤解してほしくないのは、7つ出てこないとダメですよとか、私の言う7つが正解です!と言っているのではなく、「ご自身の接客の所作にそういう意味を込める」事が大切で、それらがお客様と「心と形」で繋がっていく事だと思うのです。
① 数あるお店の中で私どものお店にお越し頂き有難うございます。
(来店への感謝)
② いつもお越し頂き有難うございます。
(再来店への感謝)
③ 御来店には気付いております。私はここにおりますので、何かあればお声がけください。
(自己存在のアピール)
④ お客様がいらっしゃいました、皆さま御対応をお願いします。(或いは)私で不十分な時はフォロー願います。
(仲間への注意喚起)
⑤ 活況感を演出する。
(賑わいの演出)
⑥ お客様へ、悪いことはしないでくださいね、貴方がいらっしゃっていることは気付いておりますから。
(注意、警告)
⑦ これからお客様に向かうという気持ちの切替
(自己暗示)
⑧ いらっしゃいませ+α で会話を成立させる!
(会話のきっかけ)いらっしゃいませ、今日は何をお探しですか?
⑨ …
⑩ …
後書き
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本ブログでは、自身の販売経験や販売スタッフ派遣の経験から、販売の現場で要求されている内容とそれに対する対応の方法、何より販売力のある販売員としてどう有るべきかをお話ししています。
これから販売の仕事をやろうとしている人、店舗で新規の販売員を教育しなければいけない人、小売りの現場で外部からの販売員を短期雇用する人など、販売力を強くしていかなければならない人たちの何らかの一助となれば嬉しいです。
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