定期的な更新も大事だがコンテンツの中身の方が大事

さて、質問です。

よく定期的な更新（記事UP）をというサイトを見かけますが、以下のA君とB君のどちらがGoogle先生にもてるでしょうか？


Ａ君のブログ

●月1日
　いろはにほへと
●月2日
　ちりぬるを
●月3日
　わかよたれそ
●月4日
　つねならむ

Ｂ君のブログ

●月3日

　「いろはにほへと」の続きをご存知ですか？

原文
　「いろはにほへとちりぬるを、わかよたれそつねならむ、うひのおくやまけふこえて、あさきゆめみしゑひもせず」

現代文
　「色は匂えど散りぬるを、我が世誰ぞ常ならむ、有為の奥山今日超えて、浅き夢みし酔いもせず。」

訳
　～

　すべてのかな文字を一度ずつ使って作られた和歌ですが、昔の人が子供に「あいうえお」を教える時に、使っていたんですね。作者は諸説色々で不明だそうです。なかには

　いろはにほへと
　ちりぬるをわか
　よたれそつねな
　らむうひのおく
　やまけふこえて
　あさきゆめみし
　ゑひもせす

と7文字で並べて、最後の文字を拾うと「とかなくてしす（咎なくて死す）」と読めるので、赤穂浪士の四十七士が討ち入りで死んだことを伝える伝文だったという説もあるそうです。

さて、どちらが、Google先生にもてると思いますか？

ブログを読みに来た方が、独りよがりであまり有用性のない、あるいは面白くない記事がたくさん更新されていても、また見にこようとは思わないはずです。

ですが、和歌や古文に興味のある人ならＢ君のブログはまた覗いてみようかと思うかもしれません。

更新頻度は大切ですが、あまり中身のないコンテンツを更新し続けても、Google検索にしても読者にしても、役に立たないブログ認定されるかもしれせん。