プロとして(売れる販売員であるために)

さて、

先の投稿(「職業人としての販売生活をスタートされる皆さんへ」)で

「売れる販売員で有り続けることは難しいというお話をしましたが…


まず、「学生アルバイト気分は捨ててください!」



学生の方(に限りませんが)で、「楽しく仲間とワイワイ…」とか、「言われたことを言われたとおりに時間を過ごせばアルバイト代が貰える…」とか、考えている方は、ごめんなさい。

この「マネキンマニュアル(販売の教科書)」はそういうお仕事の事はお話ししていません。

お祭りのような催事でアルバイト仕事も有ったりはしますので、そういう仕事を探してください。


では、真面目に販売のお仕事を考えておられる皆さんに、お尋ねします。


貴方が病院に行ったとき、注射をしてくれようとしている看護師さんがおられます。

貴方がふとその看護師さんの胸に目をやると「研修中」「見習い」「アルバイト」、

つまり「私はアマです」

とか名札に書かれていたら、注射を受けますか?


子供さんがおられる方は、

保育所で「研修中」「見習い」「アルバイト」つまり、

「私はアマです」

と名札に書かれた保育士に安心して子供さんを任せられますか?



私は嫌です(笑)。



そう、お客様も販売スタッフとして貴方が売場に立っていたら、

初めて販売現場に立った販売員も10年やっている販売員も区別はつきませんから、

お客様からは同じ対応を求められます。


もちろん、初めて売り場に立てば分からない事もあろうかと思いますし、何でもかんでも知っておかなければいけない訳ではありませんが、

「お客様が求められることに対して、自ら考え答えをご提供する」

プロの対応が求められています。

後述しますが、意識が低い販売スタッフのミスで死亡事故が起きたりすることも有るのです。

学生さんだろうが、新卒社会人1年生であろうが、はたまた職業人経験のない主婦の方も、販売のお仕事をしようと思うのなら、

「誰かが何とかしてくれるのでは…」という甘えは捨てて臨んでください。

アルバイト的に日数を限ってお仕事に入られる方もおられると思います。

ただ販売現場に立つ以上、

スキルは低くとも、キャリアは浅くとも、気持ちは「プロ意識」でお願いします。



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