ネットビジネス界の先行者 平秀信

平秀信

アフィリエイトを始めて間もない方は、最近露出が少ないので、平秀信さんと言ってもご存じない方が多いかもしれません。

与沢翼さんなんかは、平さんの事を先生と呼んでいますし、まぁ古くからネットビジネスに首を突っ込んでいる人にとっては有名な方です。

 平秀信公式サイト インプロビック
 http://www.improbic.com/home/

平秀信さんが成功したおかげで、言い過ぎかもしれませんが今のアフィリエイト業界のうさん臭さが形成された(笑)。まぁ平さんは企業家として当たり前のことをしただけと言えばそうなんですけどね。

実は、私、最初の「MMS」という教材の購入者です(笑)。10万円くらいしたと思います。

 http://www.hirahidenobu.com/vicious/reveal.php

後にも先にも情報商材を買ったのは、これが最初で最後です。

この時期位から、ペラサイトで強烈なセールスレターを使った販売が始まったと言っても過言ではないですね…。

同じような事をされていた方に、インフォトップを立ち上げた菅野一勢さんとかもおられます。後川島和正さんとか…。

さて、同じ時期に商材を買って平さんから感銘を受けたと思われる与沢翼さんが、その後ロールスロイスを買ったり税務署から申告漏れで納税させられたりという話は皆さんが良く御存知のところですが、もし私が与沢さん同様、平さんに弟子入りしておけば、私も今頃はドバイで秒速10億円くらい稼いでいたかもしれません(笑)。


さて、会社を休眠しようかどうしようか悩んでいた当時の私は、事業転換をするにはどうしたらと悩んでいて、藁にもすがる思いでいたため、簡単にセールスレターページに引っかかってしまったわけですが…(笑)。

教材は

「教材は事業家がどういうマインドでどういう戦略でビジネスをするか」

というような内容だったと思います。(そんな単純なものでもなかったですが…)

内容は確かに濃いものでしたが、既に会社を立ち上げて従業員を抱えているような人なら8割くらいは理解している事でしたし、マーケティング手法も、非道徳(卑怯)な販売方法という名前でしたが、いわゆるDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の事でした。

そう特に何か目新しいというものでは無かったのです。

当時、経営者だった私は二つの事を思いました。

 この位の内容が(と言っても簡単には作れませんが…)情報商材になるのか…

という事と、

 このセールスレターページは強烈だ…、、別に騙しじゃないし、すごい煽り

という事。

まぁ、いつか似たようなビジネススキームで、この手法は使えると誰しも考えるような事を思っていたわけですが、そこで大きな見落としをしていました。

後から分かったことですが、この「セールスレター」の書き方は、神田昌典さんのPASONAの法則をもとにしたもので、前述の菅野一勢さんや同時期の室賀博之さんなんかも良く使われていたライティングテクニックでした。

 ネットで月収1000万円 情報起業の不思議な稼ぎ方|中経出版
 http://www.chukei.co.jp/business/detail.php?id=9784806123231



見落としていたのは、ライティングテクニックの事ではありません。


ずいぶんと長い事、気づかなかったのですが、このあたりからビジネスのルールが変わってきたという事です。

どういう事かと言うと、

今でも建築中のマンションで、販売前に内覧会とか、或いはモデルハウスなどでアンケートを取りますよね。

これは、購入見込み客の本気度と連絡先を確認している訳です。

そして、後日、DMやファックスでセールスレターを送る。

この一連の流れを1個人がしようと思うと大変な訳です。

つまり、インターネットでは、サイトでの広告プロモーションから、購入希望層のメルアドリスト収集、メルマガ発行まで、DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)手法の流れが全て個人レベルで出来てしまう。

という事です。

つまりは、やったもん勝ち!

問題は、企業レベルでしていたことが個人レベルで出来るようになった事で詐欺まがいの奴らもわんさか出てくる。

これだけはいただけません(笑)。


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